大麻事件

大麻事件

乾燥薬物・大麻の画像

このページは弁護士諸橋仁智が執筆しています。

目次

1 大麻とは

2 刑罰

3 職務質問

4 ほぼ逮捕されます

5 少量なら不起訴?

6 薬物依存からの脱却

7 私選弁護人を選任するメリット

大麻とは

大麻草の葉やバッヅ(花冠)を乾燥させたものをタバコのようにして煙を吸うドラッグです。
もちろん違法薬物です!
大麻取締法上「使用」は禁止されていませんが、使っただけでも「所持」したとして逮捕されることがありますから気をつけましょう。

「マリファナ」、「葉っぱ」、「野菜」、「くさ」などと呼ばれているようです。
タバコのように紙に巻いた状態(「ジョイント」と呼ばれています)で流通しているものもあります。

最近は、リキッドタイプのものも多く流通しています。
当然ですが、すべて違法です。

CBDオイル(大麻草から抽出された成分)として流通しているものも気をつけましょう。
「合法」だとうたわれていますが、違法成分(THC)が含まれていることがあるそうです。

「タバコやアルコールよりも害がない。」「海外では合法化されている。」などの流言もあるようですが、安全ではありません!他のドラッグと同じく危険な薬物です。
脳への影響(意識低下、幻覚など)はアルコールよりはるかに大きく、依存性もあります。

刑罰

大麻取締法、麻薬特例法の刑罰です。

他の薬物に比べると軽いように見えますがそんなことはありません。
初犯でも逮捕勾留されて懲役刑を求刑されます。
営利目的を認定されると、初犯でも実刑の可能性が高いです。
*「営利目的」=薬物を売買して収益をあげる目的

職務質問

大麻事件の多くが職務質問によって発覚します。
職務質問の所持品検査を拒否することは非常に難しいです。

警察官がやりすぎて違法捜査と認定されることもあります。ただし、現場で「違法だー!」と言ったところで警察官の追及が弱まることはありません。警察官のやりすぎな行為をムービー等で証拠化しましょう。

以下は、私が職務質問を拒否することについてコラムを執筆したものです。

ほぼ逮捕されます

かなり高い割合で逮捕されています。在宅(逮捕されないで捜査される)になるのはほぼ見たことがないです。

逮捕されてから48時間で釈放というケースは何度かありましたが、これらは特殊な事情がありました。

※48時間での釈放を目指したい方はお電話にて相談予約をしてください。

少量なら不起訴?

0.5グラム未満というのは不起訴になる一つの基準と考えていいでしょう。ジョイントなら1本分です。

覚醒剤と異なりなぜ少量だと不起訴になるのでしょうか?使用が処罰されないこととの整合(ジョイント1本程度の所持が処罰されるなら結局は使用を処罰することとなる)というのが主流の考え方です。

薬物依存からの脱却

大麻は比較的依存性の低いドラッグです。それでも、依存性の治療をするべきでしょう。違法ドラッグに手を出す根本的な問題を見つけて改善することが効果的です。

・自助グループへの参加
・行政が提供しているプログラム
・依存症治療に取り組んでいる精神科に通院
などが考えられます。

私選弁護人を選任するメリット

基本的に国選弁護人に担当してもらうことをおすすめします。量刑がほぼオートメーションに決まってしまうからです。

ただし、以下の場合は私選弁護人の選任を検討しましょう。
・早期(48時間)の釈放を目指す
・すぐに保釈した上で依存症の治療をする
・違法な捜査(職務質問を含む)を争う
薬物事件の経験が豊富な弁護士というのはそれほどいません。一部の弁護士に依頼が偏っているというのが実情です。
残念ながら国選弁護人(薬物事件の経験豊富な弁護士ではないことがほとんどです。)に期待することはできません。

当事務所には薬物事件に特化した弁護士や違法捜査を争った経験の豊富な弁護士などが多数在籍しています。
大麻事件で私選弁護人の選任を検討されるならば、ぜひ当事務所へご相談ください。