強制性交等罪

強制性交等罪

 刑法改正により、以前は「強姦罪」と呼ばれていた罪が、「強制性交等罪」と変更されました。

 法改正による主な変更点は、以下の通りです。

ⅰ 性交に肛門性交、口腔性交が含まれる

ⅱ 男性も被害者となる

ⅲ 刑が重くなった(懲役5年以上) ⅳ 親告罪ではなくなった

刑の重さ

 法律上、5年以上の懲役形に処すると定められており、非常に重い犯罪で、実刑の可能性がかなり高いと言えます。
 ただし、性交の点が未遂であり、かつ、示談が成立していれば、執行猶予となる可能性があります。

弁護活動

 起訴前の示談をすることで、不起訴を狙うことは可能です。起訴された場合に実刑となる可能性の高さを考えると、起訴前に示談をするメリットが大きいと言えるでしょう。ただし、示談をして告訴を取り下げてもらったからといって、必ず不起訴になるわけではありません。この点は、親告罪とされていた頃の強姦罪とは違います。

 また、起訴された後でも、示談をすることで、執行猶予付き判決や懲役刑を短くすることができます。 なお、重大な事件であることから、勾留される可能性が高いでしょう。